ロープのいろいろな結び方

ガーデニングにも使える、木材の結び方

 

木材を結び合わせる方法をマスターしておくと、キャンプなどでは飯盒炊飯もお手のものでできてしまいますし、テーブルや松明台を作ることもできちゃいます。さらに垣根や植木などを自分で補強することもできて、高~い植木屋さんにお願いしなくても大丈夫。

 

2本の木材を直角に結んだり斜めに交差させたり、上手にいくと達成感があって庭仕事もより楽しくなりますよ。

 

筋交いしばり(ダイアゴナル・ラッシング)とは、木材を斜めに結び合わせる結び方です。

 

1:木材を斜めにクロスさせ、手前の木をねじり結びにする(ロープを手前に回しかけ、端を下から回して輪に2、3回通して締める)。
2:木材のクロス部分にロープを回し、2回ほどクロス部分に横に巻きつける。
3:クロス部分の下から上へと、ロープを縦に巻きつける。
4:さらに縦に3回ほど強く巻きつけ、最後にどちらかの木材をひと巻きする。

 

木材を直角の十字架型に結ぶ角しばりや、いかだのように並行に結びつけるはさみしばりなど、マスターしたいテクはいろいろ。竹垣などで目にする垣根結びは日本独自のもので、古くから親しまれてきた和の技術です。男結びとも呼ばれ、頑丈なことから荷物の梱包にも活躍しています。