ロープのいろいろな結び方

美しく結んでこそ、“強固な結び”になります

 

「結ぶ」という行為は、実は生活のなかで重要な文化的行為であり、大昔から人々は目的に応じてさまざまな結び方をそれぞれの文化のなかから編みだしてきました。

 

セーラーズノットは船乗りがもやい綱のために、バタフライノットはハイランダー(高地、山岳地方の人々)が命綱のためにというように、高度に機能的なロープの結び方は専門性をもって生まれてきたのです。

 

こうした伝統的な結び方は実に多種多様ですが、単にしっかりと結ばれた強固さだけではなく、その美しさにも脱帽。そして美しく結ばれたロープは、より強固に結ばれることにもなります。

 

雑なやり方ではダメ。何世紀にもわたって伝わってきたロープの結び方は、正しく、美しく結ばなければ意味がないのです。ひと結び、ふた結び、8の字結び、仲結び、はな結び、片はな結び、一重つぎ、外科結び、二重止め結びなどが代表的なスタイル。

 

ざっと3千種はあるとされる世界のさまざまな結び方は、こうした基本スタイルの応用・変形バージョンです。荷物をしばるときは? 物をつるすときは?など、目的を考えて、最適の結び方をチョイスしましょう。どんなときでも結びやすいこと、ほどけたり緩んだりしないこと、ほどきやすいこと、この3点がロープ結びの基本です。